わたしのスキはだれかのキライ

だれかのスキはわたしのキライ

真紅の墨

最初は普通に

黒い墨で書いていたのだけれど

先生に「真紅」という名の墨を借りて

書いてみたら想像よりも

紅くてうれしくなってしまった。

 

通っている書道教室には

毎年「童謡展」という

童謡を書いて出す公募展がある。

今回5回目の参加なので、

もう書きたい童謡ネタが思いつかず

童謡ではないのだけれど「ゴンドラの唄」に。

(歌のチョイスはわりと緩め、しかし審査は厳しいのですよ!)

 

そしてこの墨は

伝統工芸士、伊藤亀堂さん手作りの

鈴鹿墨というのだそうだ。

実際磨ってみると

いつも使っている黒い墨よりも柔らかく

硯にぱぁっと広がっていく

紅がなんとも不思議で

初めて使ってみたのにすでに虜。

早速、注文してしまいました。

 

締め切りまであと2週間ほど。

歌詞と墨の色と字形と線で、

どれだけ美しい私なりの世界を描けるかな。